何に囚われているのか
ふと考える。
なぜ常に食べることを制限してるのか。
痩せたいから。
痩せてどうなるのか、何が変わるのか。
何も変わらない気がする。
根暗な性格も人見知りも多分治らないし
不細工な顔が突然美人になるわけないし
たった数kg痩せただけで見た目が大幅に変わるとは思えない。
平均より痩せていれば大丈夫という根拠のない安心感のために太ることを恐れてる。
どんなに耐えて頑張っても、一番嫌いな太い脚はそのままだし、二の腕もタプタプなのに。
胴長短足もずっとこのまま。
ほんとなんのため。
本当は好きなものを好きなだけ食べて、できれば動きたくない。
その姿を客観視した時に自分の理想の姿と違いすぎて心が受け入れられないのもあるのかもしれない。
普通の食事を普通量食べて満足する、そういう当たり前に生活したい。
ギラギラした目で菓子パン売り場を往復したり、半額惣菜を手にとっては戻したり、袋お菓子のカロリーを片っ端からチェックしたり
自分がなりたい理想的な大人な女性の食生活とはほど遠い。
でも本当は本当は、パンをお腹いっぱい食べたいし
油物もカロリーなんか考えずに食べたいし
チョコもケーキもアイスも本当は好きなだけ食べたい。
いつか「もういいや」と思って食べたいものを食べる自分を受け入れられる日が来るのかな。